この度、メルセデスベンツ CLS63 AMG ライト研磨+1043 Nano-Filコーティング+アルミモールクリーニング&PPF施工のご用命でお預かりしました。
こちらのお車は、新車登録から6年ほど経過したお車で、次第に汚れやダメージが蓄積されてしまい、一旦綺麗にしてダメージをリセットしたいとのことでご用命いただきました。
まずは洗浄工程です。
シャンプー洗車を実施して、シャンプー洗車では落ちない水シミ、鉄粉、ピッチタール汚れなどを専用のケミカルを用いて除去します。
こちらは、リアガラス周りですが、コケが生えてしまっております。水の通り道でもあるのでコケの発生がしやすい場所です。奥まっていて除去しずらい部分ではありますが、綺麗に除去できました。
こちらはリアドアになりますが、樹液のような汚れが固着しておりました。少しずつ汚れを分解しながらボディを傷めないように除去します。固着していた部分の塗装が変色してしまっていないか心配でしたが、変色もなく綺麗になりました。
洗浄が終わったら、次は研磨工程です。
研磨工程では、洗浄で落とすことのできなかったダメージ化したシミや、傷などを可能な限り除去しコーティング前の下地を整え、艶を向上させます。
こちらはフロントフェンダーになりますが、軽微ですがダメージが確認できました。こちらのダメージを研磨にて除去していきます。
このようにダメージが見える照明を当て、ボディ全体についているダメージを除去していきます。
また、今回はアルミモールのクリーニングとアルミモールのPPF(ペイント・プロテクション・フィルム)のご用命もいただきました。欧州車に多く使用されているアルミモールは腐食しやすい傾向にあります。
こちらのお車も2年ほど前に新品にモールを交換されたということでしたが、腐食してきてしまっています。
重度の腐食ではなかったので、問題なく綺麗なモールに蘇りました。
綺麗になったアルミモールもこのままではまた腐食してきてしまいますので、モールにPPFを貼り、モールの腐食を抑制します。モールをコーティングするよりも費用は掛かってしまいますが、PPFを貼り付けた方がモールの腐食を長い間抑制し、きれいな状態を長く保つ事ができます。
最後に、コーティングを施工して塗装の保護膜を形成します。
今回使用するコーティングは1043 Nano-Filで「インパクトのある膜厚感」、「シミを防ぐ超滑水性」、「従来を凌駕する耐候性」といったコーティングとして求められる最も重要な機能を実現しているコーティングになります。強靭な皮膜でボディをガードすることにより、塗装の劣化を防ぎ美しい状態をより長く保つことができます。
研磨にて、艶を向上させるとプレスラインも強調され、今まで以上に造形美を感じることができると思います。
この度はご入庫、誠にありがとうございました。
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